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ウバメガシ
科目 |
ブナ科コナラ属 広葉樹 |
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色調 |
心材と辺材の区別が不明瞭で黄褐色から淡褐色を示す。 |
特徴 |
輪の境は割合はっきりわかる。
その 組織構造はアカガシなどの常緑カシ類とほとんど同様で、この点については常緑ということとともにカシ類の中に入れて扱ってよいように思われる。
材もきわめて重くて硬い。
平均的な気乾比重の値としてあげられているのは0.99程度であるが、1を越すものも少なくない。
そのため加工はきわめて困難である。
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用途 |
材は他の常緑カシ類とほぼ同じように使うことができるが、ふつう大きな樹が少ないので小器具と、その材の硬さをいかした特別の用途がある程度で一般的な木材とはいえない。
すなわち櫓枕(ろまくら)・櫓 頸(ろくび)・舵(かじのような和船具、車両、農具、足駄歯、槌、杵その他の小器具など に賞用された。
また椎茸榾木(ほだぎ)にも使われる。
ウバメガシ材の利用の本領はむしろ薪炭材にあるといえる。
和歌山県で作られるウバメガシの白炭(堅炭)は備長炭(びんちょうず み)と呼ばれ、炭のうちでも最も硬く火力が強くて持続性がある、うなぎ
の蒲炊に最も良いものになっている。参考文献 (かなえ書房 木の事典) |
材料 |
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