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ネズコ
科目 |
ヒノキ科 クロペ属 針葉樹 |
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色調 |
辺心材の境は明瞭で、辺材は狭く帯黄白色、心付は灰褐色から黄褐色でやや黒ずんでいることが多く、ちょうど神代杉のような感じがある。 |
特徴 |
早材から晩材への移行はかなり急で、そのため年輪ははっきりと見える。肌目は精で、気乾比重は0,30〜0.42、平均0.36で、軽軟な材といえる。
この値はスギ、サワラに近く針葉樹材中でも最も低い方に入る。
したがって収縮率、強度的諸性質の値も小さく、切削その他の 加工はきわめて容易である。
材の保存性は中である。
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用途 |
建築では天井板、長押、腰羽目、床脇 など、建具では戸障子、ことにその腰板、欄間など、家具では和机、書棚、茶箪笥などに賞用
されることがあるのはその外観感触が神代杉に似ているからである。
かつて野根板(のねいた) といって東京市場に釆た薄片材(厚き7厘〜1分、幅5〜8寸、長さ3尺6寸〜6尺3寸)は ネズコ、サワラ、スギが主で天井板、庭先囲板、障子腰板などに向けるものであった。
下駄、屋根板、経木、箱、曲物、曲輪、煙草盆、飯びつ、額縁など。参考文献 (かなえ書房 木の事典) |
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